
当たり前の生活を
美味しいものは、脳と体が求めてるから美味しい。
それを無理に節制すればかえってよくない結果に陥る。
もちろん取りすぎはよくないけれど。
このことを「これでもか、これでもか」というほどに統計と生化学的な理論をもって読者に訴えかけます。
時々ちょっと極端なことを言ったりもしますがそこはご愛嬌。
肥満の指数についても、基準が低すぎること、痩せている人の死亡率は今肥満とされている人よりも高いこと、
糖分をとらないことでかえって糖尿病になりかねないことなど、
とにかく驚きの連続です。健康やダイエットの常識は「一面的」で危ないかもしれない。
人の体を含めた自然はもっと「多面的」なわけです。
本書を読むと、なんというか、楽になります。ああ、無理に変なことしなくてもいいんだな、と。
何億年もかけて作り上げてきた生命の神秘を、もっと信用しろということかな。
ちなみに、著者は同じブルーバックスから”「砂糖は太る」の誤解”という本も出していますが、
本質的な内容は本書と一緒です。本書よりも砂糖に焦点を絞ってる分読みやすいかな?
両方読みましたが、片方だけでもよかったかな…本書のほうが新しいし幅広いですが、前著のほうが読みやすいです。
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