
若い人に
発酵学の分野ではロングセラーとなっている一冊です。発酵・醸造とはそもそも文理融合的な領域で、民俗的、或いは科学的に1つの方向性で突っ込んで書かれた参考書は多いのですが、本書はむしろ大学の教養科目にふさわしいような深度で、文系の人も、理系の人もわかるように発酵の文化的側面、科学的側面がほどよく混ぜ合わさって紹介されています。著者は科学の人で、微生物の学名や化学式も登場しますが、古代中国や奈良・平安の古典文学が頻繁に顔を出します。北大の先生が遺したという「酒礼五戎」(○○するなかれ)とか、酒仙といわれる文学者の理想の酒の飲み方(隣に湯殿をおくべきで、、)などなど、やわらかいエピソードも沢山出てきます。カツオにカビが生えると何ができる? ごはんを吐き出して造ったものは? 和泉式部は味噌の歌も詠んでいた? 若い人にもお薦めします。
PR

表現はやや過激ですが、鋭い視点です。
サイエンスライターの視点から、女性のからだについて
興味深い話題をエッセイ風に多く紹介してくれています。
流石と思うのは、出来るだけ物事を偏った見方では捉えず、
生理学や動物行動学や文化人類学などの研究結果を実に上手く
取り入れながら、著者の女性としての考えを交えて一つ一つの
話題が書き進められているところです。
下巻の「筋肉がひらく女性の未来」や「遺伝的進化の到達点」
などは非常に読み応えがあるかと思います。生き物としての
ヒトと現代に生きる文化的な人間という視点を忘れずに
自分の身体や生き方に興味を持つ方(女性に限らず)には
オススメ出来る書籍だと思います。
しかし、少し残念なのはフェミニズムが強く出すぎて
しまっているように感じられるのと、エッセイ風とは言え、
基本的な身体の用語が分っていないとなかなか理解しずらく、
また読みにくいと感じる点です。(故に星は3つにしました。)
女性の身体に関しても、実はまだまだ分っていない事だらけ
なのだということを再認識させてくれるはずです。故に、
安易に手術で身体の一部を摘出することやホルモンや薬の影響に
対しても、周囲に流されるのではなく、冷静に判断する
きっかけを与えてくれるような気がします。

不動産への概念が変わりました
年収600万から始めるサラリーマンのための不動産投資
将来アパートでも買って大家さんになれたらいいなという思いがあって、不動産投資に漠然とした興味をもっていたので知識を得ようとこの本を読み始めたら、著書に元気付けられた気がして、今まで考えていた不動産への概念が大きく変わりました。不動産はとても高額なものでとても自分のお金では買えるものではないし、そんな大金を借金するのも怖いと思っていましたが、ちゃんと計画的に借金をするのであれば家賃収入もあるし、たいして怖くはないんだということが分かりました。
家賃収入というはっきりとした安定している収入がある不動産投資は本の中にも書いてありましたが年金への不安とかも考えると将来の生活のためにはとっても有効な投資だと感じました。

サイエンスが中心の学習マンガ
名探偵コナンのマンガ本のサイエンスシリーズ
この巻は磁石について、扱っています。
磁石の紹介からはじまって、生活で使われている磁石
磁力線、方位磁石、ネオジム磁石、地球の磁力までを紹介しています。
マンガの中で実験方法まで紹介しているのでわかりやすく且つ
楽しく読み進められます。
少し残念なのは、コナンの探偵ものである必要がない部分が多い
つまり単に実験をコナンのマンガに載せているだけの部分が
多く他のサイエンスシリーズと異なり謎解きの鍵がサイエンス
に結びついていないものが多いように思います。
とはいえ、磁石という地味な内容を子どもにわかりやすく伝える
この本は良いかと思います。