
塩不足はRAS系を活性化して寿命を短縮する!!
素晴らしいご本である。
筆者は間違った減塩キャンペーン全盛の今の世の中に真っ向反旗を翻す。
塩分は不足は有り得ても、過剰は有り得ない。
RAS系が正常に機能している限り、理論的にそうである。
高血圧は塩分過剰が原因ではない。
むしろ糖質過剰、そうインスリン過剰がもたらすものである。
だから、塩分制限よりも糖質制限の方が効率的に血圧を下げる事が出来る。
チャンと勉強している医師なら、皆さんご存知の知見である。
名医は塩分に関してはあまり煩く言わない。ガミガミ塩分制限を言う医者はそれだけで藪である。
最近、AT-1リセプターがノックアウトされたマウスは長寿である事が解って来た。
生命体は進化の過程で、寿命の1部と引き換え(トレードオフ)に、塩をリクルートするシステムを獲得した訳である。
それほど、塩が足りなかったのである。
これはインスリンシグナル系が壊れた線虫変異個体(daf-2)が長寿なのと良く似ている。
生命体は進化の過程で寿命の1部と引き換え(トレードオフ)に、余ったエネルギーを脂肪として貯蔵するシステムを獲得した訳である。
それほど、エネルギーが足りなかったのである。
塩を制限し過ぎて、RAS系を活性化してしまうと寿命を短縮する事につながるのである。
そして、糖質を過剰に摂り過ぎてインスリンシグナル系を活性化してしまうと寿命を短縮する事につながるのである。
このご本は「制限...
PR